小学校教師のブログ

児童との生活の中で感じたこと、自分の考えなんかを書いていきたいと思います。コメントも大歓迎です。

学校と家庭を繋ぐ

学校で叱られることの多い子。

家でも叱られてばっかりの場合が多いです。

親と話をしても

「いつも怒ってばっかりで、、」と話されます。

 

親も近頃は多忙で余裕がない家庭も少なくはありません。

家でも叱られ、学校でも叱られ、

「どうせ僕なんて、、」と感じ、

おそらくその子の自尊感情はとても低いでしょう。

自暴自棄になり、あえてマイナスな行動をしてしまっている、、ということもあります。

子どもは叱ってばかりでは伸びません。

叱ることはマイナス行動の抑止力にしかならないからです。

やはり褒めていくことが大切です。

褒めることで自尊感情が高まり、

正しい行動ができるようになっていきます。

そして、褒めるだけでなくそれを保護者に伝えます。「学校で進んでこんなことをしてくれました。とても嬉しかったです。」「こんなことを頑張りみんなのよいお手本になっていました。とても感心しました。ご家庭でも褒めてあげて下さい。」というという感じです。子どもの頑張りを聞いて嬉しくない保護者はいません。むしろ、学校で頑張ったことを家庭で褒めることでプラスの言葉かけができます。今までは家で叱られてばかりだった自分が学校であったことを家でも褒めてもらい、嬉しくなり「家でも手伝いをもっとしてみようかな」「早くしなさいと言われる前に終わらせてみようかな」と行動が前向きに変わることもあります。家庭と学校とで連携して子どもを育てる。そのために担任がどれだけ家庭と繋がることができるかが大切だと思います。

 

 

ミニバスの指導

去年までミニバスの指導をしていました。
今日は大会の応援に行きました。
久しぶりにチームを見て感じたことは
子どもを褒めることの大切さです。
運動が得意な子ばかりが
いるわけではありません。
その中で一人一人が
自分なりに一生懸命頑張っています。
指導者の方々はその中で
子どもの頑張りにスポットを当てて
褒めたり励ましたりします。
このことは教室でも同じように
意識していかなければなと改めて感じました。





職員同士のコミュニケーション

勤務している学校の先生方とは
普段から意識して
コミュニケーションをとることが
大切だと考えています。
クラスの子ども達は
たくさんの教師との関わりの中で育ちます。
コミュニケーションをとることで、
担任が子ども達のことで悩んでいる時には
他の先生方からアドバイスをもらうことができます。
また、自分が見ていない場面での
クラスの子ども達の良いところを
教えてもらえることもあります。
小学校の担任は、クラスの問題を
自分1人で抱えこみがちです。
そうではなく、複数の目で
子ども達を見ていくことが大切です。
そのために普段からコミュニケーションを
とることを意識していきましょう。


子どもにとって、どんな先生がいいのか

面白い先生
優しい先生
遊んでくれる先生
話を聞いてくれる先生
褒めてくれる先生
きちんと叱ってくれる先生
いろいろあると思いますが
「自分を成長させてくれる先生」
これが今の私の目指す教師像です。
「1年間で、〇〇ができるようになった」
「こういう部分が成長した」
こういった実感を持たせていきたいものです。

家庭科で巾着袋づくり

作業を伴う授業では、
書画カメラや写真イラストなどで
視覚的に理解を促すことが
大切だと考えています。
今回は、ハンカチを使って
巾着袋を作ることにしました。
まち針で布を固定して
並縫いをしていくのですが、
手元をカメラで写してやり方を教えました。
しかし、まち針で布を固定するだけでも
できる子とできない子には
かなりの時間差が、、、、
ここでどんどん先に進むことはせず、
できた子はまだできていない子の
サポートに回らせることにしました。
ある程度足並みを揃えて作業を進めることも
時には大事ではないかと思っています。

漢字ノートの宿題

クラスのやんちゃな子は漢字も雑だ。
キレイに書きなさい!やり直し!
と言いたいところだが、
目をつむり様子を見ることにしている。
次の日の漢字が前日よりも少しでも綺麗だと
褒めるようにしている。
そして、頑張りが見える漢字を書いてきた日には、
とびっきり褒めるようにしている。
「自分が頑張ったこと」を認められることは
大人でも嬉しい。
そこに注目するようにしている。