学校と家庭を繋ぐ
学校で叱られることの多い子。
家でも叱られてばっかりの場合が多いです。
親と話をしても
「いつも怒ってばっかりで、、」と話されます。
親も近頃は多忙で余裕がない家庭も少なくはありません。
家でも叱られ、学校でも叱られ、
「どうせ僕なんて、、」と感じ、
おそらくその子の自尊感情はとても低いでしょう。
自暴自棄になり、あえてマイナスな行動をしてしまっている、、ということもあります。
子どもは叱ってばかりでは伸びません。
叱ることはマイナス行動の抑止力にしかならないからです。
やはり褒めていくことが大切です。
褒めることで自尊感情が高まり、
正しい行動ができるようになっていきます。
そして、褒めるだけでなくそれを保護者に伝えます。「学校で進んでこんなことをしてくれました。とても嬉しかったです。」「こんなことを頑張りみんなのよいお手本になっていました。とても感心しました。ご家庭でも褒めてあげて下さい。」というという感じです。子どもの頑張りを聞いて嬉しくない保護者はいません。むしろ、学校で頑張ったことを家庭で褒めることでプラスの言葉かけができます。今までは家で叱られてばかりだった自分が学校であったことを家でも褒めてもらい、嬉しくなり「家でも手伝いをもっとしてみようかな」「早くしなさいと言われる前に終わらせてみようかな」と行動が前向きに変わることもあります。家庭と学校とで連携して子どもを育てる。そのために担任がどれだけ家庭と繋がることができるかが大切だと思います。